評価:5.0

とても面白かったわ!
一気見したわよ!



台湾では珍しい法医学ドラマね



台湾の葬儀文化を取り入れているところも面白かったわね。
サスペンス系が好きな人にオススメよ。
台湾ドラマ『R.I.P. 霊異街11号』(原題:靈異街11號)。
頭を銃で撃たれてから、死者が視えるようになったヤクザ。
ヤクザは家業の葬儀屋を継ぐ。
死者からのメッセージにより、刑事や監察医と協力して殺人事件を解決していく。
最初にこのドラマの設定を聞いた時は「え?何それ?(笑)」と思いました。
しかし、 見始めたらとても面白くて、一気見しました!
テンポよく話が進んでいきますし、無駄なエピソードが全くなかったですね。
1話45分×全13話と台湾ドラマとしては短めなので、あっという間に見終わりましたよ~。
ほろりと泣ける場面もあり、生と死や家族愛について考えさせられるドラマです。
主演のレゴ・リーさんと、葬儀屋で働くスタッフ役のダーウェンちゃんは、実際に葬儀屋で研修を受けたそうです。
ダーウェンちゃんはお経を読んだり、死に化粧を施したりと、研修が活きていましたね。
以下、ネタバレあり。
台湾ドラマ『R.I.P. 霊異街11号』について
あらすじ
ギャングの権力闘争で撃たれた阿海(アハイ)<レゴ・リー>は、応急処置ののちに死を宣告された。
葬儀スタッフは阿海の遺体を遺体安置所に持っていくが、途中で奇妙な現象が起こる。
死の淵から奇跡的に目を覚ました阿海は、霊視すなわち死者と対話できる能力が身についていた。
家業である葬儀屋を継ぐ事を余儀なくされた阿海の身に、”ゲスト“が次々助けを求めて訪ねてくる。
死者は彼に何を見つけてほしかったのか!?
各話の詳しいエピソードは こちらから
主な出演者


レゴ・リー
元ヤクザの葬儀屋
アハイ 役


ジエン・マンシュー
冷徹な法医解剖医
ション・イン 役


ダーウェン
アハイの葬儀屋で働くスタッフ
ドゥオドゥオ 役
アハイの親分役には、『時をかける愛』でヒロインの叔父さん役だったチャン・ハン。
第3話と第4話のエピソードゲストには、『幸せのエチュード』でヒロインを演じたスン・クーファン。
エピソードゲストや脇役にも注目です。
台湾では俳優の人数が少ないため、
この人、あのドラマで見た事ある
と思う事が多いはず。
どんな人が出ているか、チェックしながら見るのも楽しいですよ。
感想(ネタバレ)


逆にリアル?
第2話で、主人公が初めて幽霊を視てしまった時。
ふぁ~あ、早くお風呂入って寝ようっと
汗かいてないし、お風呂入らずもう寝ようっと
と、何事もなかったかのようにベッドまで行くシーンが面白かったです(笑)
こういう時って、大げさに驚きがちですよね~。
しかし実際に幽霊を視たら、こんな感じになるのかなぁと。
何事もなかったかのように振る舞うのが逆にリアルだと思いました(笑)
謎はすぐに解けた
今の時代、こういった「事件解決もの」のドラマはネタが出尽くしています。
事件のオチはすぐ分かってしまいますね。
- ロングヘアの女性が髪を切った理由
- 二重人格
- 仲間が死んだのは、別の仲間が裏切り者だったから
- 仕事で対立する兄弟。弟は兄を殺害してしまうが、実は兄は弟のためを思い、様々な準備をしていた
ドラマ内のエピソード自体は結構ありきたりな話でしたね。
「謎解き」に重きが置かれている訳ではないので、結末は予想通りかと。
最後まで冷徹な法医学者
「冷徹な法医学者のション・インが人の心を取り戻すのかな・・・?」と思っていましたが、そうではなかったですね(笑)
最後まで冷徹でした。
ション・インの妹が死んだ時も、父親が死んだ時も。
まぁ、このくらい冷徹じゃないと法医学者はできないのかもなぁと思いました。
日本の法医ドラマの監察医の性格が明るすぎません?(笑)
まとめ
霊が視える人の事を台湾では「陰陽眼」と言います。
陰陽眼、あなたは手に入れたいですか?



霊が視えると面白そうだけど、良い霊だけじゃなくて悪い霊も視えるって事よね。
それは大変だわ。
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